ブログのタイトルは、友達がぽろっといった「ニーソックスの憂鬱」から。
俺は今トップ画像の出来にほとほと感動してにやついている。
ニーソックスは黒色と灰色のボーダーが最強。異論は認めない。
ところで何故俺が首都でずっと立ち続けてるか知ってるか?
そうだな。あれは二年前、俺がまだエルソードに入ったばかりの頃。
俺は一人の女性に恋をした。それはそれは美人なソーサラーだった。
俺達は仲が良かった。戦争、モブ狩り。
常に二人一緒だった。お互い部隊には入らず、独り身を貫いていた。
あれはある曇天の日。
「これから少し…一緒に居られる時間が減るかもしれない
……下手するともう一緒に居られなくなるかもしれない」
俯いてか細い声でそう告げるその子。
その小刻みに震える肩を優しく抱きしめて俺は言った。
「構わないよ。俺がこの鯖この国に居る限り、帰ってくるまでずっとココで待ってる」
そう、その約束のために俺はここに立っているのだ。
晴れの日も、雨の日も、風の強い嵐の日も
あぁ…今日も良い天気だ。
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